〜徒然なるままに、ファミコンピアノ〜
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ゲームセンターの日々
 久しぶりの連休。相変わらず予定も何もないので地元をふらふらうろついて、結局ゲーセンへ行く。
ネットワーク麻雀をやりたかったのだが満席なのでメダルゲーム、パチンコなどをやって時間をつぶす。たまには違うゲーセンへ入ってみると将棋のゲームがあった。その名も「天下一将棋会」。ようし、いっちょうファミコン名人の腕を見せてやろうじゃないかといざ挑戦。とりあえずコンピューターと対戦することにした。するとあれよあれよと連勝で一気に初段になった。BGMが良く「王手!」「技あり!」などいちいち効果音が入ってなかなか楽しい。


対人の全国対戦をしたら10級の人にぼろ負けにされたのでやめる。将棋は強い人には勝てないことになっているのだ。
さて、麻雀がまだ空かないのでUFOキャッチャーコーナーをうろつく。
はるか昔にドラクエシリーズの人形を必死でがんばって集めようとしていたものだ。あの人形達は一体どこへ行ったのだろうか。さすがに今となってはぬいぐるみごときに熱くはなれない。と思いきや何やら見慣れない景品がある。なんだこれは。


何とカブトムシが景品になっている。隣には外国産のカラフルなクワガタが・・
自分の心の中の情熱に小さな火がついた。
子供の頃は毎年夏になるとカブトムシを飼っていた。クワガタも飼っていたが戦わせるとカブトムシの方が強いので自分はカブトムシの方が好きだった。しかし外国産のクワガタは別である。近所の小さなペットショップ(というか金魚とかイモリとか売っていた店)には小さな黒いクワガタしかいなくて、外国産の巨大な緑色に輝くクワガタは図鑑でしか見たことがなく憧れの的だった。
とっさに両替機に走ろうとするも思いとどまった。いい年して今さらクワガタもないだろう。飼育するのも結構大変だ。やめようやめよう。と帰りかける私の横目にもう一台のクレーンゲームが目に留まった。
ん、何だこれは。


ふぐ?さかな?
ビン詰めの容器に小さな魚が入っている。そういえばだいぶ前に生き物がクレーンゲームの景品になっていてちょっとした社会問題になっていたことを思い出した。あれは確かザリガニだったかな。こち亀でもそういう話があったような気がする。狭い容器でパタパタ元気よく泳いでいる姿を見ていると、ザリガニよりはるかに多くクレームがでそうだ。なーに、こんなものは縁日のひよこや金魚すくいとなんら変わりません。縁日で思い出したが、境遇だけで言うと500円札(札ですぞ!)を背負って景品にされていたミドリガメの方がより悲惨な気がする。
ちょっとした好奇心から一ゲームチャレンジ。だんだん熱くなり千円使ってようやく獲得。


ついクレーンを取っ手部分に引っ掛けたくなるが、ビンの首を掴むように狙うのがポイントである。
さてゲットした魚はミドリフグという熱帯魚らしい。UFOキャッチャーの常として景品を獲得した後のことはまるで考えていなかったが、近くで見ると目がまん丸でひれを一生懸命動かしていてなかなか面白いやつだ。人形だとそのまま放っておいて忘れてもいいが、これはこのままでは死んでしまうので面倒を見ることにした。
久びさの魚飼育である。熱帯魚は初めてだ。近くのアクアショップで水槽一式とその他必要な物を親切な店員にレクチャーを受け道具を揃える。思ったより安い出費で済んだ。帰ってセッティングに手間取るがなかなか楽しい。夜までにはすべて完了し、ゲーセンの片隅でジタバタしていた小さな魚は、現在は大きくなった水槽で元気よく泳いでいる。メンタンピンと名付けることにした。
殺風景な狭い部屋に水槽があると涼しげでよろしい。エサを与えるといつまでも食べ続けて目をキョロキョロさせるのがまことに可愛らしい。
フグらしいので無事大きく育ったら食うつもりである。

| その他ゲーム | 00:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
古いニュースで恐縮ですが
ワイングラスのよう 白浜町千畳敷でユニークな日没(和歌山)

 


webニュースのスクラップを整理していたらこんな記事が出てきた。
どう見ればワイングラスなのかわからない。
どう見てもパックマンである。
| ファミコン | 21:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
スマートフォンのある生活〜つづき
 お寺の後。
さて一年前のお葬式の後、兄と最初で最後の飲みに行った(たぶん)。前の会社の時によく行っていたバーだ。常に頭の片隅には存在していたのだがなんと一年もご無沙汰してしまった。マスターの顔が懐かしくもありちょっと顔を出すことにした。一年に一度決まった日にだけ顔を合わせるというのも七夕様みたいで面白いかも知れない。全然ロマンチックではないが。
困ったことに現在の最寄り駅とバーの最寄り駅を結ぶ線路がまるで思いつかない。確か歩いてもいけるはずだ。土地勘を頼りに自分の脳で店までの到着の時間を計算すると「直感に従いぶらぶら歩いてちょっと迷って45分〜1時間の行程」と出た。うん、そんなもんだろう。迷わず行けば30分でいけると思う。ところがケータイでルート検索をかけると16分で到着とある。ええっ本当かいな。地図上にルートがビシッと示されていて曲がり角等のチェックポイントではそれぞれ「右に曲がる」「左に曲がる」「階段を下りる」等書かれていて面白いのでその通り歩くことにした。
言い忘れたが自分は極度の方向音痴である。高校生の頃、学校まで自転車で15分の距離でさえ何度となく迷子になった。全然知らない区にたどり着いて途方に暮れたことも数知れず、それ以後つねにカバンには都内の地図を忍ばせていた。原付バイクに乗るようになってからは迷子の規模が拡大し、都心で道が全く分からなくなり2日間「遭難」したこともあった。この時は本当に死ぬかと思った。
方向音痴にとって、地図とは自分の存在位置を示してくれる貴重な書物なのである。ただ方向音痴の一般的な特徴としてまともに地図が読めない。自分の現在地はわかった、目的地はここ。よし出発だー、といきなり正反対の方向に歩き出したりする。ちょっと歩いて間違いに気付き再び現在地の確認、指で地図をなぞりながら慎重に進む。次の交叉点を曲がればいいんだな、うん。と右に曲がるべき所を左に曲がってしまう。かくしていつまで経っても目的地にはたどり着けない。ここまでくると脳の構造に欠陥があるとしか思えず実際そうなのだろうと思うが、この「たどり着けない」絶望感はこれまで何度も味わった。絶望としか言いようがない。
この欠陥は治りそうにないが、補うための道具としてか自分は子供の頃からコンパスが好きだった。円を描くのではなく方位磁針のほうである。いつも力強く北を指し示してくれる針を見ると安心する。なんという揺るぎない信念だ。願わくば私もこの針のように自信を持って北を指したい。
最近ゲームセンターでネットワーク麻雀をよくやるのだが、東一局で北家だとなんとなくホッとする、というのは今回の話しとはあまり関係がない。
実はこのケータイにはコンパスまで内蔵されているのだ。いや、もはやコンパスは無用の長物になるかもしれない。なぜならGPSが搭載されているからだ。地球を遠く離れた大気圏外の宇宙から人工衛星の電波を受信して地球上の自分の位置が正確に分かるのだ。今ではカーナビなどで当たり前のように使われているが考えてみれば驚くべき事だと思う。子供の頃に読んだドラえもんの世界が現実になっているのだ。
GPSと地図。この2つの最強の組み合わせを持ち歩いている私に、もはや怖いものはない。
かくして15分で私は店に到着し懐かしいマスターの顔を一年ぶりに拝見することができたのである。
道の途中、試しに自分の勘を頼りに交叉点で進んだ道がGPSの示す正反対だったりして、改めて自分の方向音痴ぶりも再認識できた。

よく見る夢で、暗闇の中をさまよい歩くという場面がある。あてもなくひたすら歩き続けている。ようは夢の中でも迷子になっているのである。悪夢の一種なのであるが、方向音痴特有の夢なのかはよくわからない。
先日も夢の中でさまよい歩いている時、ふと思いついてポケットをまさぐるとスマートフォンが出てきた。そこでなぜか「宿屋」と検索すると近くに10件くらい見つかり、安心して「ああ、やっとこれで眠れる」という変な夢を見た。
スマートフォンのおかげで今後、夢の中をさまよい歩くことはなくなって、少しは熟睡できるようになるかもしれない。
夢に現実に大活躍のスマートフォンなのである。
| - | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
スマートフォンのある生活
 これがなかなかよろしい。手にした当日から自分にとって必需品となった。
まずネットに接続できる点。携帯電話会社独自のちまちました狭苦しい画面をサーフィンするのではなく、World Wide Webの広大な情報の海をパソコン同様に快適なブラウザで必要な情報を検索できるのが良い。文字入力はやはりパソコンのキーボードとマウスというツールには太刀打ちできないもののタッチパネルという新しいデバイスでの独自の入力方法が考案されている。慣れればかなり快適になるのではないかという予感がして初めてパソコンに触れてタイピングソフトで日々文字入力を訓練していた時を思い出し、文字入力を楽しんでいる。

先日はスマートフォンが実際の生活にかなり役立ったので一例として紹介する。
まず自転車がパンクした。これは家ではなく勤務先に置いてあって会社は湾岸地帯でいわば東京の果てというべき所にありサイクリングショップなどというものは周囲数キロには存在しない。よって自分で修理しなくてはいけないのだが、まずは休日のうちに部品の調達だ。
どうやら空気を入れるバルブの中の虫ゴムというものが破損しているらしい。まあ自転車屋に行けばあるだろう。ここで近所に自転車屋がどこにあるのか知らないことに気づいた。自転車を購入したのは駅四つ離れた実家に近い場所。そこへ行けば確実に手に入るだろうが、出不精で引きこもりな自分はなるべく出歩かずなるべく近所で済ませたい。うーん確かあそこの商店街に自転車が並んでいる店があったような…と記憶を頼りに歩くこと十数分。店はあったが単なる雑貨屋でおまけで格安自転車が店頭に並んでいるだけだった。もちろん虫ゴムなどない。「スマートフォン以前」の自分ならその時点で諦め電車に乗って知っている自転車屋に行ったことだろう。しかし今の私のポケットには頼れるケータイがあるのだ。地元の地名を「自転車屋」というキーワードとともに検索すると数件ヒット。数百メートル圏内に一軒あった、たまに通る道沿いだ。こんなとこに自転車屋あったかなあ、と半信半疑で向かったら見事な自転車屋があった。よく通るのは反対車線の方だったとはいえこんなとこに自転車屋があるなんて全然知らなかった。というわけで本来ならまだ電車に乗っているはずの時間に、私は150円で虫ゴムを手に入れることができたのである。(余談だが後日100円ショップでも売っていることを知った)
さあ今日は知人の命日だ。お墓参りにいかねばならぬ。まず手に入れるのは花と線香だ。線香は買うところに困らない(近所にはなぜか仏具の店がいっぱいある)ので問題はお花だ。墓参りの花ってその辺の花屋で買えるのかなあ。あれ、近所に花屋さんあったっけ。普段花など買わないので一軒も思い浮かばない。またしても携帯の出番である。検索「花屋」。さっきは操作方法を間違えた。GPS機能がついているので地名をいれなくても現在地から近いものを自動的に表示してくれるのだ。しかしここでは私のナビゲート機能も正確だったようで近所に花屋はなかった。ここではさっさと見切りをつけてとりあえずお寺に向かう。電車にゴトゴト10分、懐かしい風景を眺めながら駅を降り再び検索「花屋」。近くに一件ヒット。いや、しかしなあ。この辺は子供の頃から知っている場所なんだよなあ。こんなとこに花屋なんてないはずなんだがなあ。と思いながら歩いているとどんどん狭い路地裏になってきた。あ、あった。遠くに見える看板には検索結果に出ていた「花久」の文字。これを見たとたん笑ってしまった。どう見ても居酒屋の看板である。実際周辺は飲み屋だらけだ。やれやれ。なあんだグーグルよ、所詮はこんなもんかい。いくら「花」がついてるからって飲み屋さんを「花屋」の検索結果に載っけるとはどういうことですかい?と多少ほほえましい気分で一応店の前まで歩いてみた。店は路地裏の角にあって近くまで行かないとよくわからない。そして看板を見上げながら角を曲がり店の正面を見て私は驚愕した。
それはまぎれもない花屋さんだったのである。小さな小さな3坪ほどの花屋さんだったのである。フラワーショップと言うにははばかれるような店内ではあるが、左手にはガラスケースに入った花々、右手には各種切り花、茎を切り揃えている老店主…「花屋」と聞いて自分が思い浮かぶイメージを凝縮したようなお花屋さんがそこにはあった。こんな小さな花屋を私は見たことがない。恐る恐る店主に声をかける。
「あ、あの、お墓参り用の花を・・・」
「あいよ、1500円」
この段取りの良さは何事であろうか。呆然と花を受け取りながら、そのままお寺まで歩く道程、ひょっとしてgoogleという強大な力が飲み屋を一瞬にして花屋に変えさせたのではないだろうか、などというSF的な妄想が浮かぶ。実際今度行った時には店主が同じの居酒屋になっていそうで怖い。

つづく

| - | 00:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
お墓参り
もう一年か。お寺のあるこの周辺もずいぶん久しぶりに来た。
目に映る風景すべてが懐かしい。車窓からの眺め、陸橋からの広い景色…しかし路地裏まで知り尽くしている道を歩いているとなぜかそわそわして落ち着かない。何かいやな思い出でもあるのか。まあいろいろあるだろう、故郷とはそういうものかもしれない(別に故郷ではないが)。
子供の頃、寺の高い塀沿いを歩くお墓までの道のりが果てしなく長く感じたが、今歩いてみるとほんの数分だ。
帰りに一年前に兄と行った飲み屋に一年ぶりに顔を出す。


 
| - | 00:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ