2012.03.10 Saturday
携帯ゲームの日々
仕事がなくなりそうなのである。
という時に私はブックオフへ行ってDSi LLとドラクエを買った。リメイク版で4〜6が発売されていることは前から知っていていつかやりたいと思っていた。特に6は一度しかプレイしたことがなかったのでやりたかったが4、5もついでに買う。さらに、まるで興味がなかった9も1500円という安価で売られていたので購入。値段の安さからさぞ人気がなかったのだろうと買ったがこれは大いなる勘違いであり、9がドラクエシリーズ史上、最高の売り上げ本数を記録していたということを知ったのはかなり後のことである。しばらく前にファミコンソフトを求めて、主に個人経営のリサイクルショップ、古本屋を徘徊していた時よく目につくのがドラクエ3であった。そしてほとんどは最低価格である100円という値段がついていた。これは販売本数が多かったためだぶついていたためである。ブックオフではPSPのモンスターハンターが250円で売られていてこれも同じ現象であるがこのゲームに関してもまた後ほどお話しする機会があろう。
さて、ドラクエはスーパーファミコン以来である6をやりたかっただけなのであるが、真面目な私は4から始めるのである。ドラクエ4は何回やっただろうか。
話は進んで、ドラクエ456三部作は光速の早さでクリアしてしまった。DS版になってすれ違い対戦という新機能があって、通勤時にDSを持ち歩くという初めての経験にわくわくしたが発売から数年経っているためかすれ違うことはできなかった。
さてドラクエ9だが最終的に私は300時間以上をプレイしてしまった。傑作であった。
ドラクエ8でドラクエの世界から心が離れていた私はまた再びドラクエ漬けとなってしまったのである。
8はなんというか、あの3Dというかアニメっぽいというか、キャラクターがぺらぺら喋りだしたりとかなかなか感情移入しにくゲームだった。一応クリアはしたはずだが内容がほとんど思い出せない。夕陽の中、走り回っていた何ともいえない疲れた思い出がある。
ドラクエ9も見た目は3Dっぽいし、8みたいなものだと思っていた。しかしプレイを進めるにつれて、これは8ビット時代のドラクエにとても近い体験を私は感じた。初代からのドラクエの特徴である会話の面白さが随所に見られ、ゴールドメッキマンなどというギャグに笑いながら感慨の思いにふける。9は明らかにドラクエの正当な続編であり、最先端のドラクエだという思いが強かった。
ゲーム中盤では船が手に入り、乗り込むと4の船上のテーマが流れてこれには感動した。宝の地図のダンジョンに潜ると3のダンジョンのテーマが流れる。さらにゲームが後半になるとドラクエ歴代のボスが次々登場し、何とそれぞれのボス曲がBGMになっていると言う感涙ものの演出はまさにドラクエの総結集、オールスター揃い踏みといった様相で、ここまでやられるとちょっと不安になってしまう。もうドラクエはこれで終わってしまうのではないか。
ほどなく次作ドラクエがオンラインゲームとして発売されることを知って、ああドラクエは進化し続けているんだなあと思った。間違いなく最高のゲームになるだろう。
ドラクエ9で初めてすれ違い対戦に成功した。私は懲りずに上野の人ごみや浅草の観光地、さらには秋葉原にまでDSを持ち歩いていたのだが誰一人とすれ違えなかった。これは設定が何か間違っているんじゃないかと思ったある平日、家に帰ってDSを見るとすれ違いの形跡を発見していい年をしてやったあと叫んでしまった。ラッシュの通勤電車で黒いスーツの群れの中で誰かがドラクエをやっていると思うと面白い。リアルタイムでプレイしていたらもっと面白かっただろう。
さて、いよいよ仕事がなくなるという時に私は初めてPSPを買い、モンスターハンターに手を出す。ドラクエ456をやって9を300時間、桃鉄300年をプレイした後にこの行動である。私はふと太宰治を思い出した。うろ覚えだが、金が入った途端すべてを酒に換えてしまい、私はもうすぐ39になるのであるがこのようにどうしようもない所があり、この先生きて行ける気がしない、というような内容の文章が何かの本にあった。このあと太宰はこの世を去ってしまうのだが、知らぬ間に私も同じような年齢になり、まさに太宰治の心境である。これからまともに生きていける気がしない。
次はオムライスの話をしたい。


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